SERAI SPECIAL JAZZ LIVE

岡安芳明g トリオ 
    +スペシャルゲスト 中牟礼貞則 

日本JAZZギタ−界の重鎮ついに登場!!!

2003年 8月 9日 (土)

岡安芳明g 北川弘幸b 猿渡泰幸ds
スペシャルゲスト中牟礼貞則g 

JAZZ酒房 サライ 午後7時オープン7時半スタ−ト

前売\3800 当日\4500 with 1ドリンク

松阪市 日野町604 サニービル 2F
0598 21 3130

スイングジャ−ナル誌Readers Poll(ギタ−部門)で第2位。現在自己のトリオで活躍中の
岡安芳明トリオによるライブがサライで実現。
ジャズ界きってのギタリストが率いるトリオにプラスしてスペシャルゲストが加わる!! 
磨き抜かれたハ−モニ−センスと鋭い感性で独自のスタイルを持つ
日本有数のギタリスト中牟礼貞則gが華麗なギタ−テクニックを披露してくれる。
中牟礼貞則gは渡辺貞夫とともにボサノバブ−ムの火付け役として一世を風靡してきた。
またオクタ−ブ奏法のギタリストのウエスモンゴメリ−の教則BOOKを日本で初めて監修した
理論家でもある。
こんな豪華なライブを見逃す手はありません。

中牟礼貞則 Gibson ES-175 (1958)
         この年代もの。みるだけでも楽しみです。
岡安芳明 Gibson Super 400CES (1962)
        Tube Amp:YoshiakiOkayasuSignature by K.T.A.


NEW ALBUM
"Blaze Up"


「REMEMBARANCE」中牟礼貞則


(ZEST ZR−1002)
中牟礼貞則(g) 小杉 敏(b) 江藤良人(ds) 2000年8月29日、30日録音
1.The Masquerade Is Over 2.Monk‘s Mood 3.Falling Grace 4.Morning Blues 5.Summer Night 6.When I Fall In Love 7.Out Walk 8.Turn Out The Stars 9.Remembrance

大ベテランの中牟礼さんは、最近自主制作に近い形だろうが、活発にアルバムを出している。ライブや他のアルバムを聴いていないので、あまり中牟礼さんを語る資格はないのだが、これは非常にオーソドックスなジャズが楽しめるアルバムとなっている。ピアノレストリオ編成というのも各楽器の音がよりクリアーになり、スイングする楽しさの中にも、心地よい緊張感がある。ピアノがない空間をどのように埋めていくかが問題になるのだが、絶妙な《間》の取りかたによって、濃度が高く、素晴らしい音空間を構成している。これまたベテランの小杉 敏もイブシ銀と言えるよい味を出しているし、時に先輩を煽りたてるような若手の江藤良人との組み合わせも妙味がある。
またギターの場合、機種により音色の違いを聞き分けることも楽しみといえる。中牟礼さんの場合はギブソンES−175とさらにアンプもギブソンのGA-50を使用。マイルドな音色になっている。曲はジャズ・スタンダードが主だが、中牟礼さん唯一のオリジナル曲9では、サンバ調のリズムに乗って、奔放なフレーズを繰り広げていて楽しい。録音もクリアーで良い音だと思う。真夜中に楽しむ大人のジャズ。